福音伝道教団

葛西福音キリスト教会

江戸川区教会花壇アーカイブ  ②の②


 聖書を読むと、イエス様が自然の営みに目を注ぎなさいと勧めているところがあります。イエス様は神様のご支配にある自然に生きる生き物から、四季折々の自然の中で力強く生きている姿から学びなさいと教えます。自然に生きる生き物は、望むと望まないとにかかわらず、自然の変化に遭遇します。それはいつも優しい母のようなものではありません。台風の日もあれば、干ばつの日もあるでしょう。それは生物の側からは生存の危機で喜べないものです。そのような中で生き物は、一時的にはダメージや数を減らすこともあるでしょうが、力強く生きています。その姿から神様への信頼を学びなさいと教えています。すべての生き物は環境や運命などの選べない事柄を背負って精一杯生きているように見えます。あなたもこのページの植物の成長記録から、生きる力や慰めを持って精一杯生きていただければ幸いだと思います。

 

「以下聖書本文」

 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。

 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。

  なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。

 しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。

 きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。

 そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。

 こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。

  だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。

  だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。

 

 どうでしたか。お気持ちが軽くなりましたか。この植物の写真の中にはインスタグラム映えのしないような写真もあります。でも教会とは、人生の負の部分に、悲しみや悩み、ぐち、ねたみ、そねみ、怒りに向き合い、そのような中で傷つき、疲れ、また自分で自分の気持ちを抑えることできない人の心に寄りそうところだからです。そのような人の美しくない部分に向き合うところです。そのように植物の美しい面と共に負の面にも寄りそうベージにしようと思っています。